天城小次郎の麻雀教室

天城探偵事務所にようこそ。
「EVE雀」では麻雀で謎解きをするわけだが、さて貴方は麻雀のルールを知っているかな?
麻雀のルールを知らない方は是非、第一回からの説明を聞いていただきたい。

前回までに、一通りのルールについて説明した。
最後に手役について説明しよう。

手役とはポーカーでいう「ストレート」「フラッシュ」などの役に当たる。
ポーカーでいう役なしだと、麻雀ではアガることができない。
手役ができてはじめて、麻雀はアガれるのだ。

もちろん麻雀もポーカーと同じように、出来上がり易さなどに応じて
それぞれの手役の価値が違う。価値の単位を「飜」といい、
一番安いものから「一飜役」「二飜役」…と価値が上がっていく。

ポーカーでいう「ストレートフラッシュ」のように、二つ以上の手役が重複する場合は全て加算して計算する。例えば一飜役2つと二飜役1つが重複している場合、四飜となる。

ポーカーと違うところは、麻雀には「鳴き」があることだ。
「鳴き」をしてアガった場合と「面前」でアガった場合では飜数が異なる役が存在する。
「面前」でアガった場合より、「鳴き」をした場合は一飜下がる。これを「喰いさがり」という。

親か子か、ロンアガりかツモアガりか、面前かそうでないか、飜数がいくらか、などによってアガった時の点数が違ってくるが、『EVE雀』では全て自動計算するので、詳しい説明は省略する。

それでは各役について説明しよう・・・と今までの説明を振り返ってみると、足りない部分が見つかったのでここであわせて説明しておく。

「場」とは、ゲーム4回のことを指す(詳しい話は省略する)。半荘1回8ゲームの内、前半4回を東場、後半4回を南場という。東場の時の「東」、南場の時の「南」を「場風牌」という。

また、東家の時の「東」、南家の時の「南」、西家の時の「西」、北家の時の「北」を「自風牌」といい、「自風牌」以外の風牌(例えば西家の時の「南」など)は「他風牌」という。

さらに東場の東家の「東」、南場の南家の「南」は「場風牌」であり、「自風牌」になり、これを特別に「連風牌」という。

数牌の内、1・9を除く2~8の牌を「中張牌」(チュンチャンパイ)といい、数牌の1・9を「老頭牌」(ラオトウパイ・ロウトウハイ)という。老頭牌と字牌をあわせて「ヤオ九牌」(ヤオチュウハイ)という。

基本的な一飜役

立直(リーチ)

面前で聴牌した時に、「リーチ」と宣言し、千点棒を卓の上に出すことで成立する。
一般に「リーチする」「リーチをかける」といった表現をする。
リーチをした後は、牌をつもっても手牌と入れ替えることは出来ない。
また少なくともあと1回自分がツモることが出来ない時はリーチが出来ない。

一発(イッパツ)

リーチ後、自分の次のツモまでに対戦相手が捨てた牌でロンするか、自分の次のツモで上がった時に成立する。リーチをした牌が鳴かれた場合は対戦相手が捨てた牌でロンしても一発にはならない。

面前清自摸和(メンゼンチンツモホウ)

一般的には「面前ツモ」「ツモ」と表現する。面前で聴牌をしていれば、自分のツモってきた牌でアガることが出来、一飜となる。

平和(ピンフ)

以下の条件を全てクリアしたものが「平和」になる。
(1) 雀頭が自風・場風・三元牌以外であること。
(2) 待ちが「両面待ち」であること。
(3) 4グループが全て「順子」であること。
(4) 「面前」であること
またツモでアガった場合に、平和が成立しないルール、平和が成立するルールが存在する。
「ツモ平和あり」だとロンでもツモでも平和となる。
「ツモ平和なし」だとロンしか平和にならない。

上の条件に分からない物があれば、前回までの説明を確認して欲しい。

▼平和の例

pai pai pai pai pai pai pai pai pai pai pai pai pai
順子 順子 雀頭 順子 両面待ち

断ヤオ(タンヤオ)

本来は「断ヤオ九」(タンヤオチュウ)。名前の通り、ヤオ九牌が一枚もない役だ。
各グループは中張牌であればどの形でもいい。
面前のみでしか成立しないルールと、鳴いても成立するルールが存在する。

「喰い断あり」は鳴いても断ヤオになる。
「喰い断なし」は面前でのみ断ヤオになる。

▼断ヤオの例

pai pai pai pai pai pai pai pai pai pai pai pai pai

役牌(ヤクハイ)

場風牌、自風牌、三元牌のどれか1種類を刻子、もしくは槓子に揃えた役だ。
面前・鳴きは問わない。二種類そろえればもちろん一飜+一飜の二飜になる。
連風牌は場風牌+自風牌の二飜になり、東の時は「ダブ東」、南の時は「ダブ南」といったりする。

* * *

以上で、基本的な一飜役の説明は終わりだ。ここまで理解していれば、とりあえずは『EVE雀』を楽しむことが出来るだろう。次回は私のお気に入りの役をピックアップして説明し、この教室を終わることにする。